『
誰でもできる気の体感方法と情報の添付方法』は、あくまで”自分自身に対して”気功を行うものです。
しかし、自分ではなくペットや他者に対して気を送る場合、かなりの注意が必要です。
自分に対して気功を行うのなら自分の気は目減りしないのですが、他者に行う場合は自分の気が目減りするからです。
自分のエネルギーを循環させているならともかく、自分のエネルギーを分け与えているのですから当然です。
これを続けていくと、自分のエネルギーが減りますから身体を壊したり、最悪死に至ります。
他者を癒すとは、それくらい強烈なものなのです。
ですから、安易に自分の気を他者に送らないでください。
他者に気を送る場合、自分の気を送るのではなく他の場所から気を持ってきて、それを与えるのです。
そうすれば自分の気は減りませんし、自分の命も削りません。
では、何処から気を持ってくるのかですが、自分が”イメージした宇宙”からエネルギーを持ってきます。
『
ヒーリングで良くなるために気の存在を確信する』でも説明しました。
”イメージの世界”から、気という名のエネルギーを持ってくるのです。
人によって病気が治ったり治らなかったりするのはこの辺りが関係しています。
気の相性などもありますが、気を扱う方の”イメージの限界”によって効果が決まってしまうからです。
人はイメージの世界に生きています。
無意識の話をすると、人が現実として認識している世界は、『イメージにどれだけ臨場感が付随しているのか』によります。
映画や小説に臨場感を感じているのなら、映画や小説の内容がその人にとっては現実になります。
ですから、映画や小説で泣いたり笑ったりできるのです。
ホメオスタシスが働くためにこのようなことが起こるのです。
『
無意識の働きを理解すればヒーリングもできる』でも説明しましたね。
人は、情報に対して臨場感を感じることができる生命です。
情報ではなく、心やイメージの方がいいでしょう。
つまり、イメージに限界があると、それより先に対して臨場感を感じることができなくなってしまうのです。
これではホメオスタシスも働きません。
例えば、冷房の設定限界温度が20度までのエアコンAか、10度までのエアコンBかの違いです。
必要な気温が15度の場合、20度より気温が下がらないエアコンAでは、何をやってもそれより下がりません。
逆に、エアコンBでは簡単に必要温度まで下げることができます。
気温が20度まで下がればある程度の効果はありますが、それより下げる必要がある場合、エアコンAでは無理なのです。
エアコンAでは20度という限界が発生するため、エアコンBのようにはいかないのです。
限界に対するイメージはできましたか?
また、先も話したようにイメージに対してどれだけ”臨場感”を持っているのかも重要です。
確信しているのかと言ってもいいでしょう。
「これで効くのかな?」と思っていると大した効果は見込めません。
「確実にこれが効く!」「効いて当たり前!」と思う必要があるのです。
箸を扱うように、ペンで文字を書くように、気を扱うことを当たり前にしてください。
その絶対の自信を持つためにも、まずは自分自身に対して気を使いましょう。
そうすれば、イメージに対して臨場感を感じることの意味が分かるようになります。
自分の中の宇宙からエネルギーを持ってくる意味も分かるようになります。
気を確信できるようにもなります。
これは実践あるのみです。
毎日続けていってください。
安易に他者に気を送る行為は、自分の命を縮めます。
”心のあり方”と”テクニック”は別問題です。
慈悲の心を持つのはいいのですが、相応の方法があるのです。
それを理解しておいてください。
もし、イメージ内の宇宙からエネルギーを持ってくることが難しいと思っている方は、目を閉じてイメージしてみてください。
太陽の光や恒星の光、銀河の光をイメージしてみましょう。
ブラックホールやガンマ線バースト、超新星爆発をイメージしてみましょう。
イメージの宇宙には大量のエネルギーが循環しています。
ダークマターやダークエネルギーなどもあります。
それを少し持ってくるだけなのです。
光の方がイメージしやすいと思いますから、それらの光を少しずつ持ってくるイメージをしてみましょう。
ドラゴンボールの元気玉のように、少しずつエネルギーを貰ってください。
宇宙からすれば人など素粒子以下の存在ですから、エネルギーの心配をする必要はありません。
これはイメージ力がモノをいいますから、自分でイメージできるようになってください。
また、「イメージの宇宙と望遠鏡で見える宇宙は何が違うの?」という方がいましたが、そもそも私達の目で見ているものは、脳内では電気信号でしかありません。
つまり、物理的に見ていると思っていても、実際には脳が電気信号を解析しているだけなのです。
イメージも脳内の電気信号ですから、物理だろうとイメージだろうとどちらでもいいのですよ。
先も話したように、臨場感が持てるのならそれでいいのです。
難しく考えず、「宇宙からエネルギーを持ってこよう」と思ってください。
元気になるかどうかは、自身のイメージ力次第、臨場感次第です。
幻覚を見てしまうくらいの強烈な臨場感を感じれば、まず元気になります。
人は、イメージと臨場感で如何様にでも変われるのです。
体感すれば分かるようになりますから、日々続けていきましょう。
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