ヒーリングを受けた後の話をします。
人によってヒーリング後の症状が違うため、動揺してしまう方もいますからね。
あなたは『好転反応』という言葉をご存じでしょうか?
例えば、風邪を引いて熱や咳、鼻水などの症状が出るのは、身体からウイルスを排除するためです。
ウイルスに侵された身体は、熱でウイルスを直接排除したり、免疫を強化してウイルスを排除します。
それと並行して、ウイルスに破壊された細胞の修復もしています。
この『身体が良くなるための反応』を好転反応と呼ぶのです。
文字の通りですね。
そして、ヒーリングを行うことによっても好転反応は出ます。
もっとも、人によって好転反応が出たり出なかったりしますが。
しかも、ヒーリング後すぐに出る方もいれば、一晩経ってから、あるいは数日後に出る方もいます。
人によって、好転反応にも差が出るのです。
症状としては、熱が出たり、お腹を下したり、発疹が出たり、今の症状が強くなったりと、色々とあります。
今まで普通だったのに、いきなり寝込んでしまう方もいます。
これは細胞が活性化して、身体を早く治そうとしているために起こっているのです。
身体に不要なものを体外に出そうとして、色々な症状が出ているのです。
お腹を下したりとか、高熱が出たりとか。
嘔吐してしまう方もいます。
また、倦怠感があるのは余計な体力を使わせないためです。
全ての力を修復に回しているから怠いのです。
これらの症状は、寝ていればそのうち治まります。
辛い場合は無理せず休みましょう。
ですが、ここで動転して医者や薬に頼ってしまう方がいます。
それをしてしまうと、せっかく排毒するために身体が頑張っているのに、また毒を入れることになります。
ですから、家で安静にしていてください。
休む時は、水分不足とミネラル不足にだけ気を付ければ十分であり、食欲がなければ食べる必要はありません。
回復してくれば食欲も出てきますからね。
水は、天然塩一つまみ(軽くつまむ程度)を、グラス一杯の水に溶かせばいいでしょう。
ただし、ポカリスエットやアクエリアスは甘すぎるので止めてください。
これらは水分不足の時に飲むものです。
あくまで、汗をかいたり喉が渇いた時に飲むものなのです。
それに、飲み方にも若干の工夫が必要です。
水分不足の場合、身体のミネラルは通常よりも濃縮されています。
たとえ水分と一緒に出ていったとしてもです。
それを元に戻すのですから、浸透圧を考えると低濃度の溶液の方が身体への吸収率は上がります。
そうは言っても、ミネラル濃度ゼロの水だけでは吸収率は下がりますから、若干のミネラルが必要です。
よって、これらを飲むのなら三分の一位に希釈してから飲みましょう。
ポカリスエットなどの飲料水は、人体と同じ濃度で作られていますからね。
専門的には、ハイポトニック飲料と呼ばれています。
ただし、先も述べたように、喉が渇いていない場合は飲まないでください。
それに添加物も入っているため、あまり身体に良いとは言えません。
水分補給なら、天然塩を溶かした水で十分ですよ。
なお、天然塩の理由は、精製されていると身体に必要な他のミネラルもなくなってしまうからです。
好転反応が出ない方もいますから、これらは全員に当てはまるものではありません。
重病の方でも、そのまま元気になってしまうこともあります。
ですから、もしヒーリング後に症状が出たら「あ、好転反応だ」と思ってください。
そして、安静にしていましょう。
休んでいれば元気になります。
今まで以上に元気になれますから、安心していいですよ。
なお、ヒーリングで好転反応を消すことはしません。
いえ、頭痛とか腹痛とかなら消しますが、身体が良くなる反応自体は消さないのです。
身体が良くなっているのに、なぜそれを阻害するのですか?
それでは、「自分は良くならなくていい」と言ってるようなものです。
ですから、「ますます元気になっていけるんだ!」と思いましょう。
そうすれば、症状に対する考え方も変わりますよ。
生命には、自分で自分を治す機能が備わっています。
それを阻害するのではなく、促してあげましょう。
自分の身体を信じてあげましょう。
”信じれば信じるだけ”身体は答えてくれます。
それが生命というものです。
今は病気の身体だとしても、まずは信じることが必要です。
”信じることから始まる”のです。
今生きているのは、自分の身体が生かしてくれているからです。
ですから、毎日「ありがとう」と言ってあげてください。
これだけでも、身体は変わっていきますよ。
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